入学式の着付け(富士市)
ブログへのご訪問ありがとうございます。富士宮市在住、出張着付け師の滝口です。今回も引き続き小学校入学式のお母様の着付けですが、お着付けの日から2ヵ月以上経った投稿となってしまいました。お子様も入学式の後、登校がストップとなって大変な毎日だったと思いますが何とか学校生活が始まって良かったですね。
訪問着は日本の伝統色、白群(びゃくぐん)の地色に上前に薄鼠色をかけた辻が花です。辻が花は室町時代から安土桃山時代にかけて大流行した絞り染めです。実存する花ではないので四季に渡り着用でき、幻の辻が花と呼ばれています。華やかな印象があるので今でも女性に人気の高い魅力的なお着物です。とてもお似合いで素敵です。
帯は扇と牡丹柄で訪問着と同系色でまとめ、濃藍色の伊達襟と帯締めに差し色を使って全体を引き締めています。
玄関先でご主人が撮られたお二人のお写真を送って下さいました。
小学校の正門前で…お二人共とっても嬉しそうですね!
新しい生活様式になって大変な時代になってしまいましたが、お子様の健やかな成長をお祈りしております。
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