夏着物の着付け(富士宮市)
富士宮市在住、出張着付け師の滝口です。昨日8月3日は富士宮市の夏祭り「富士山御神火まつり」でした。富士山頂の本宮浅間大社奥宮より採火した御神火を8基の神輿に点火し、市内の商店街を練り回した後、浅間大社の脇の神田川に入って川昇りを行う火と水の祭典です。
午前中に着付けたのは甥のお嫁さん。夏のお着物は遊び心いっぱいで洋服感覚で楽しみましょう。モダンなモノトーンのチェック柄に鮮やかな黄色地に黒猫の細帯です。帯は長尺を生かして動きのある垂れた羽をいくつも作ってみました。
午後は姪母子。こちらもモダンな今風の浴衣、一昨年一緒に呉服屋に行って選んだものです。細帯は藤色に麻の葉柄のリバーシブルで前回とは違う帯結びをさせてもらいました。
さなちゃんの浴衣は二部式でサマードレスに上衣を重ねる簡単便利な浴衣です。これなら暑くなったらすぐにサマードレスに早変わりできていいですね。兵児帯はオーガンジーの2本取りで可愛いリボンにしました。
最後は母子三人で❕さえちゃんの甚平さんも夏のスイーツがいっぱいでかわいい。
今日は富士宮夏祭り2日目「宮おどり」が行われます。富士宮市制50周年を記念してラッキー池田氏の振り付けにより「宮おどり」と「新富士宮音頭」が作られました。今では多くの企業や団体、学校ごとに衣装を揃え、踊りもアレンジして見ごたえのある祭になりました。約6000人の市民が昼から夜まで浅間大社を中心に商店街で総踊りをします。
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